2016年3月より、

海老名に特急ロマンスカーが停車します!

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小田急電鉄株式会社
海老名駅間地区の開発計画の概要が決定




小田急電鉄によりますと、現在、三井不動産が主導的に開発しているららぽーと海老名と、小田急線海老名駅との間の空白地帯(JR海老名駅周辺部分)を、今後海老名市と協議を進めながら、小田急電鉄で開発を進めていくとのこと。



小田急としては、今後、≪海老名地域 を周辺地域からの誘引力を有する「沿線中核駅」と位置づけ、行政(海老名市)と一体になった都市計画を策定していく≫旨が発表されています。



いやはや、これは海老名市民としては一安心なビッグニュースです。というのも、今年の春先に海老名のJR側にららぽーと建設が発表されて以降、海老名市民は大きな期待とともに、一抹の不安を抱きながら、ららぽーとの開業を心待ちとしていたからです。


市民間での最大の懸念事項は、JR側にららぽーとが建設されることで、小田急が長らく主導的に開発を進めていたビナウォーク側が廃れていってしまうのではないか、ということでした。


海老名市は中核の駅前が非常に複雑な利害関係で構成されていて、その最も端的な部分が、小田急と相鉄、JRの3路線の険悪な関係でした。特に歴史的な経緯から、小田急と相鉄の関係性は大変に険悪です。

両路線の相互の乗り入れ計画が協議されるどころか、ここ数年は相鉄、JR、東急3社による「都心直通プロジェクト」が小田急をかやの外に進行しており、海老名における小田急電鉄の影響力低下も危惧されていました。



こうした背景から、海老名市は、小田急が主導で進めるビナウォーク側と、三井不動産が主導で進めるららぽーと側とで2分されており、その間に相鉄とJR利害関係が複雑に絡んでいるという現状。。ここ20年くらい、海老名市は一体的な都市開発が進まずにいたわけです。


が、今回特筆すべき点は、小田急電鉄がビナウォーク側だけでなく、ららぽーと側のJR周辺を海老名市の都市開発計画と協議しながら進めていくと発表した点です。少なくともこれで、ビナウォークかららぽーとどちらかがゴーストタウン化、或いは共倒れする危険性は大きく下がりました。行政がそれなりに、交通整理しながら都市開発を進めるであろうから、です。



ひとまず、その第一弾として、小田急電鉄の特急ロマンスカーが、来年3月より海老名駅に停車すると発表したのもすごいですね。 予定ではなく、決定事項なのがすごい!



ひょっとして、お隣りの厚木市側から何か接触があったのかも知れませんね。ロマンスカー絡んでますから。。

今後、経済が停滞する厚木市や、海老名市とは地理的に近い愛川町を巻き込んで、何か小田急が企んでるのかもしれません。まあ、妄想ですが。